
「油彩」:油絵の具で彩色すること。また、その絵。油絵。
油彩は、美術部の類に入るか選択授業で美術をとるかなどしなければ、縁がないかもしれません。
必要な道具を揃えるのに高価になりがちであったりその準備・片付けが大変だったり、
また、基本的に描き上げるのにとても時間がかかるので、なかなか気軽には始めづらいのでしょう。
しかし一つの作品としては何か貫禄のようなものがある気がします。
本格的な絵画として、特にヨーロッパの方で古くから描かれてきたようです。
油彩の特徴は、幅広い質感・奥行きの表現や、塗り方の何でもあり感、存在感のある雰囲気と
言えると思います。国立西洋美術館ルーブル美術館展(2009年2月28日〜6月14日)は本気で感動した。近づいてみても平面に見えないくらいの質感と立体感が……!
なお、右上の画像はキャンバスを立てるのに使うイーゼルです。これがあると、正面から絵を見ながら制作ができます。(テーブルに置いて制作すると、ある程度斜めの角度から見て描くことになり、形が歪んだり距離感が違っていたりして、パースが狂いやすいと思われる)
以下のコンテンツでは、私の知る限りの油彩について、私見でもって解説させていただきます。